1ヶ月で応用情報技術者に合格できるというのは本当なのか?嘘なのか?
はじめに
昨日、基本情報技術者試験のことについて書きましたが、なんだか応用情報のことも思い出してしまいました。
一応僕、応用情報技術者にもなんとか合格してるんです。
こちらが昨日の基本情報についての記事です。
さて、基本情報の時は計画的な勉強ができなかった(しなかった)ので、応用情報は余裕を持って受験するぞ、
と決意をしたわけです。
そこで僕は、申し込みを済ませた後にすぐに書店で本を買いに行きました。
これだけで基本情報の時より余裕を持っていいスタートを切れた。
そして僕は・・・
満足!!
その教科書が開かれることはしばらくありませんでした。
いや、分かってはいたんですよ。買うだけで満足しちゃう自分の性格。
そして気がつくと試験まで一ヶ月となっていました。
本当に学習しない男です。
ネットで検索するとわんさか記事が出てきますね。
1ヶ月で受かる、半年はかかる、どれが本当なのでしょうか。
とはいえ、僕にはあと1ヶ月しか残されていなかったわけで。
やってみるしかなかったんです。
さて、そんな僕は本当に応用情報技術者になれたのでしょうか?
注意して欲しいこと
今回の記事は基本情報に合格済みである方を前提にしています。
自分の体験を語る訳ですから、適当なことは書けませんので。
その理由は午後問題が記述問題である、というところにあるでしょう。
よって、基本情報では
「なんとなく、勘で。」
と回答していた問題にも、自分の考えで解答する必要性が出てきます。
応用はさすがにガチ勢でもないと一週間は難しいでしょう。
なるべく一ヶ月と言わず、余裕を持って勉強しましょう(笑)
午前対策としてやるべきこと
①過去問道場をやる
「えっ?いきなり過去問?」
って思いましたか?
いやいや、冗談ではありません。
なぜなら、基本情報をくぐり抜けてきた方々ならば、既に応用の問題もある程度解けるようになっているはずだからです。
実際に、なんと応用情報の午前問題には、過去の基本情報で出題された問題も出題されています。
一回、とりあえず自分がどれくらいのレベルにいるのか確認してみましょう。
今回お世話になるサイトはこちら!
前回基本情報でもお世話になったサイトの応用情報版です!
応用情報についても、網羅率から解説まで最高です!
しかもやっぱり無料。
ありがたく使わせていただきました。
パソコンやスマートフォンに対応していて、無料でアカウントを作成することで今までの学習記録も取ってくれるんです!(アカウント作成は必須ではありません)
僕はとにかくこちらで問題を解きまくりました。
問題を解くだけで結構勉強ってはかどるもんですねぇ。
しかし・・・
やはり応用情報。少し専門的な知識も必要になってきます。
②参考書を買う
このタイミングで参考書を買うべきだと思います。
なぜなら、自分の必要な知識がなんなのか確認をしてから、自分に合う参考書を買って欲しいからです。
過去問を解いた段階で、
「全然解けない!」
「自分、簡単そうな知識すら抜けてる!」
ってなった方には、やはり基本情報でもおすすめをしたキタミ式!
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こちらの参考書は、基本情報だけでなく応用情報版も出ていますね。
イラストが付くだけで本当に分かりやすいんです。
こんなにもスッと知識が入ってくるのか!となるでしょう。
一応基本情報の際に使ったこちらの方でもかなり参考になります。
基本情報での知識も問われているわけですからね。
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しかし、中には
「なんだ、応用も案外簡単じゃん」
「あれ?でも、こんな詳しいところ知らないよ?」
ってなる方もいるはずなんです。
そうなると、より細かい知識が載った参考書が必要になりますね。
そこでこちら!
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この参考書は活字が多いので、かなり細かい知識も載っています。
僕の場合は、問題を解いていてどうしても困ったときの辞書代わりに使っていましたし、午後問題に取りかかるときもなにかと重宝していました!
最後の方にはちょこっとだけ午後問題の過去問や解説も載っています。
加えて、なんと問題演習ソフトのCD-ROMまで付属してきます!
ただ、僕は過去問道場をたくさん利用していたのであまり使ってはいなかったです・・・(笑)
自分に合うものを選べるかどうかが合格の鍵になるでしょう!
僕は午前対策に無駄に時間を使いすぎて、
午前83.75点とオーバーキルしてしまいました。
まあ、合格したいだけなら60点とれれば合格なわけですから・・・
午後対策としてやるべきこと
①問題集を買う
もう、これは最初から買うべきだと思います!
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巷で有名な、通称「緑本」です!
解説が丁寧すぎて、本当に最強です!
とりあえずこの本を使って問題を解いてみて下さい。
おそらく、最初はあまり解けないと思います。
ただ、この本には記述での回答に対してのポイントだとか、回答の仕方だとかも詳しく解説してくれていますし、
ちゃんと過去数回分の試験をさかのぼって、分野ごとに何問も問題が用意されています!
なので、この本を全部解き終わる頃には
おそらく午後の解答の仕方や傾向が掴めるようになっているはずです。
②選択問題を選ぶ(何がおすすめなの?)
あまり選択の自由がなかった基本情報に比べ、応用情報は選択した問題で合否が分かれると言っても過言ではないでしょう。
僕がおすすめするのは
あたりです。
プログラミング
プログラミングは少ない思考量と時間で得点を稼ぐことができます!
かなりお得な科目と言えるでしょう!
センスのある方であれば全く勉強は必要ない科目と言えます。
特定の言語の習得が必要なわけではないので、誰でもできると言えばできるのですが、どうしても苦手な方にはおすすめしないです。
無理に取りかかると最初が分からなくて一問も解けなかった、という事態にもなりかねませんからね。
でも逆に、選ぶ予定だった他の大問がかなり難しかったとき、あえてこちらを選んでみるのも手かもしれません。
プログラミングがかなり簡単だった年もありますからね。
システムアーキテクチャ
事前知識はそこまで必要のない科目だと思っています。
なんなら、読めば解ける問題ばかりです。
答えは文章中に載っていることが多い気がします。
計算も簡単な計算がでてくることが多いので、
迷ったらとりあえず選んでおくいいかもです!
ネットワーク
少々の勉強は必要ですが、コスパはなかなかいい科目だと思います。
この大問も読めば解答できることが多い気がしますが、
なんというか・・・
パズルが得意な人におすすめって言えばいいのかな・・・?
できる人は読めばそこまで勉強量は必要のない科目だと思います。
できない人は頭がこんがらがって永遠にできない科目とも言えるかも・・・
一度解いてみて、「向いている!」と思ったらぜひ。
データベース
こちらは、今までの物と違って、
しっかりと覚える必要のある科目です。
しかし、覚えさえすれば確実に点を取ることができる科目とも言えます。
どういうことかと言うと、データベースはどんなに問題に工夫を凝らそうとしても、さほど例年と難易度を変えることはできません。
というのも、データベースの使い方さえ分かっていれば、問題の中に出てくる用語を少し変えたような問題しか出てこないからです。
しっかり勉強した分の見返りが一番ある科目と言えるでしょう。
組み込みシステム開発
一番の高コスパ科目です!!
なんと言っても勉強をする必要がない!
覚えることはほぼありません。
マジでノータッチだった人が、当日いきなりこの科目を選択して満点を取ることが可能であるぐらいには簡単だと思います!
ただ、油断していると足下をすくわれるので気をつけて下さいね。
どんなもんか何度か解いてみることをおすすめします。
③やっぱり過去問道場
もう一度貼っておきます(笑)
緑本で午後問題の解答の仕方やコツに慣れたら、あとはひたすら過去問を解きまくりましょう。
緑本だけでいいかと聞かれると、問題数的にはまだまだ心許ないからです。
過去問道場には過去の午後問題も載っていて、網羅率自体はとても素晴らしいのですが、解答があっても、解説が完璧に用意されていない問題が結構あります。
はじめに解き方をあまり把握していない状況で過去問道場で勉強しても、効果は薄くなってしまうかもしれません。
僕は緑本で勉強してから過去問道場に臨んだので、解説がなくてもかなりはかどりました!
結果発表
ちなみに僕の結果は
午前 83.75
午後 61.00
でした!
うん、ギリギリでしたね。
結局、1ヶ月ではここら辺ギリギリを狙うのが限界なのではないかなと個人的には思いますね。
時間があるに超したことはありません。
僕は1ヶ月間毎日何時間もやっていたわけではなく、スキマ時間を上手く使っていました。
人それぞれが思う「1ヶ月」には実は大きな差がある気がします。
ですが、僕みたいな普段怠け者(一応やるときはやるぞって感じ)の「1ヶ月」でも合格にたどり着いたのですから、
一生懸命に頑張るみなさんならきっと余裕を持って合格点に届くでしょう!
最後に
基本情報と同様、
試験当日は朝早く起きられるかどうかが
0次試験ですよ!!(笑)
起きられなくてはせっかく1ヶ月勉強しても、
次に受験できるのは半年後になってしまいます。
だから、前日の夜は不安になって勉強したくなる気持ちを抑え、
しっかりと早めに寝ることをおすすめします。
そして、試験当日は
やっぱりメガシャキジンジャーレモン味!!
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何度だっておすすめします!
僕は今まで何度もコイツに助けてきてもらいました!!
美味しさと効果、どちらをとっても最高です・・・!
それではみなさん、試験本番は頑張ってくださいね!!
応援しています!!!